このコラムを「万葉広場」と名付けました。
万葉集の名にあるように万葉とはよろずの言の葉を意味しています。 私たちが便利に使っている葉書にも葉の字が使われています。 戦国時代にタラヨウという木の葉の裏に文字を書き情報のやり取りをしたのが葉書の由来だそうです。
「万葉広場」はいのちの電話の活動を推進している私たちが、日頃思っていること、 感じていること、心掛けていることなど、その一端を皆様に紹介する「言葉の広場」です。
万葉集の名にあるように万葉とはよろずの言の葉を意味しています。 私たちが便利に使っている葉書にも葉の字が使われています。 戦国時代にタラヨウという木の葉の裏に文字を書き情報のやり取りをしたのが葉書の由来だそうです。
「万葉広場」はいのちの電話の活動を推進している私たちが、日頃思っていること、 感じていること、心掛けていることなど、その一端を皆様に紹介する「言葉の広場」です。
コラム1 担当日の雑感
担当日の最後の電話が終わると、相談をして来られた方々の気持ちを受け止められたのだろうかなど考えながら帰路についています。駅が近づくにつれて人が増え、すれ違いざまに見ると色々な人がいて表情もさまざまです。そんな時、いのちの電話に相談をして来られた方がひょっとしてすれ違う人々の中にいるのではという気がして、声だけで繋がっているボランティアを再認識しています。
コラム2 ネズミの「共感」について
先日の某新聞に「ネズミは仲間を見捨てない」という記事が載っていました。自分が得をするわけでもないのに、困っている仲間を助ける、他人の感情を共有する「共感」の能力を備えていることが、アメリカの大学で実証されたということです。この記事を読んで、思わず自分はどうだろうかと振り返ってしまいました。ネズミの頭の賢さは、映画などでも知っていましたが、心の豊かさには敬服してしまいました。私たち、いのちの電話ボランティアは共感ということをいつも身近において、電話の前に坐っているはずなのに、ネズミの行動に改めて心を律されたような気持ちになり、感謝するひとときでした。
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